けしからんボディに魅了
- 店長
- 9月24日
- 読了時間: 5分
本日、開店前にママさんと買い出し。
最近は当店のコーラが大盛況。
ですので、箱買いで仕入れてきております。
その途中でコンビニに寄ってみるとこんなものが。

コンビニのレジ横に似合わない昭和の香り。
あなたはこんなところに居てはいけない車だと
救出作戦ということでお会計。
さてそんなスーパーシルエットとはなんなのか?
AIに詳しく説明してもらうことにします。
【爆音の美学】伝説のグループ5「スーパーシルエット」の誕生と終焉
京商ミニッツの世界に熱中している皆さんなら、きっとリアルなボディへのこだわりも人一倍強いはず。精巧なディテール、流麗なフォルム、そして圧倒的な存在感…ミニッツの魅力は、まさにその「走る縮尺模型」としての完成度にありますよね。
そんな皆さんの琴線に触れるであろう、日本のモータースポーツ史に燦然と輝く伝説のカテゴリーをご存知でしょうか?
そう、それが**「スーパーシルエット」**!

市販車の面影を残しながらも、その原型を留めないほどに過激にモディファイされた、まさに「羊の皮を被った狼」たち。今回は、このスーパーシルエットがどのように生まれ、なぜ熱狂させ、そしてその短い生涯を終えたのか、その歴史と経緯、そして伝説に迫ります。
第1章: Group 5誕生の背景 ~「シルエットフォーミュラ」の夜明け~
スーパーシルエットの根源を辿ると、1976年に国際自動車連盟(FIA)が導入した車両規定**「グループ5(Group 5)」**に行き着きます。
当時のモータースポーツ界は、改造範囲が広がりすぎた結果、コストが高騰し、メーカーやファンの関心が薄れつつありました。そこでFIAは、以下の目的を持ってグループ5を創設します。
メーカーの参戦意欲向上: 自社の市販車をベースにしつつ、大幅な改造を許容することで、メーカーは技術力とブランド力をアピールできる「夢のあるレーシングカー」を開発できる。
視覚的魅力の最大化: 「市販車のシルエット(外形)を保つ」という前提のもと、巨大なオーバーフェンダー、大胆なエアロパーツ、張り出したウイングなどを自由に取り付けることを許可。これにより、見る者に強烈なインパクトを与えるマシンが誕生しました。
この「市販車のシルエットを纏ったフォーミュラカーのような性能を持つマシン」というコンセプトから、グループ5は瞬く間に**「シルエットフォーミュラ」**という愛称で呼ばれるようになります。欧州のサーキットでは、ポルシェ 935などを筆頭に、規格外のモンスターたちが熱狂的な人気を博しました。

第2章: 日本上陸!「スーパーシルエット」の黄金期
この「シルエットフォーミュラ」のムーブメントは、すぐに日本のモータースポーツ界にも波及します。1979年頃から「JSS(日本スーパーツーリングカー選手権)」や「富士グランチャンピオンレース」のサポートイベントとして**「スーパーシルエットレース」**がスタート。これが、日本のモータースポーツ史に残る伝説の始まりです。
日本のメーカー、特に日産は、このカテゴリーにワークス体制で本格参戦。以下のような名車たちが、富士スピードウェイを始めとする日本のサーキットを爆音と共に駆け抜けました。
日産 スカイラインRSターボ (DR30型): 赤と黒の「鉄仮面」は、スーパーシルエットの象徴。長谷見昌弘選手がドライブし、その豪快な走りには誰もが魅了されました。
日産 ブルーバード SSSターボ: コンパクトなボディに秘めたターボパワーで、星野一義選手がライバルたちを追い詰めました。
日産 ガゼール ターボ: 高橋健二選手が駆り、流麗なボディをさらにアグレッシブにしたスタイルで人気を集めました。
これらのマシンは、市販車ベースとは思えないほどの徹底的な軽量化と、500馬力近いターボエンジンを搭載。その派手な見た目と、ドライバーたちの激しいバトルは、当時のモータースポーツファンを熱狂の渦に巻き込みました。「日産ターボ軍団」は社会現象とまで言える人気を誇ったのです。
第3章: 栄光と挫折、そして伝説へ ~スーパーシルエットの終焉~
しかし、栄光の時間は長くは続きませんでした。
スーパーシルエットの人気が絶頂を迎えていた1980年代半ば、国際的なツーリングカー規定は、再び大きな転換期を迎えます。それが、**「グループA(Group A)」**規定への移行でした。
グループA規定は、グループ5とは対照的に、より市販車に近い状態でのレースを奨励するものでした。改造範囲が厳しく制限され、量産車の性能と信頼性が重視されるようになりました。
この新しい規定への移行に伴い、日本国内のツーリングカー選手権もグループAに準拠する形へと変更されます。結果として、グループ5規定であるスーパーシルエットマシンたちは、そのレギュレーションに合致しなくなり、活躍の場を失ってしまいます。
わずか数年間という短い期間ではありましたが、その強烈なインパクトと鮮烈な記憶は、日本のモータースポーツファンの心に深く刻み込まれ、**「伝説のカテゴリー」**として語り継がれることになったのです。


ということで、このけしからんボディに魅了される方も多いですよね。
こちらはプラモデルでお馴染みのアオシマから発売されてました。
最近ではファーストミニッツで西部警察の車が
発売予告されていたりしているので
京商もアオシマとのパイプは繋がっている模様です。
アオシマのスカイネットシリーズが
少しずつ出てくるのを待つしかありませんが
そんなことを考えるとまだまだ楽しみがいっぱいですね。
次の東京模型ホビーショーが楽しみです。
ということでお疲れ様でした。
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