お客様と懐かしの車トーク
- 店長
- 5 分前
- 読了時間: 4分
先日、ミニッツカップ2026速報版レギュレーションが
発表されました。

比べられるように貼り出しました。

来年出場をお考えのお客様はよくご確認ください。
さて、毎週通われている
私より一回り以上のお客様と
そのお客様方が若かりし頃のクルマについて
トークに花を咲かせました。
お客様が乗っていたクルマはこちら。

スカイライン「ジャパン」 (C210型/1977年-1981年)
「ジャパン」という愛称は、当時の広告キャッチコピー**「SKYLINE JAPAN(日本の風土が生んだ名車)」**に由来します。先代の爆発的ヒット作「ケンメリ」の跡を継ぎ、厳しい排ガス規制を乗り越えながら、スカイラインの伝統を守り抜いた一台です。
1. デザイン:直線基調の「美しき日本の形」
先代の丸みを帯びたスタイルから一転、直線的で端正なフォルムを採用しました。
伝統の継承: サーフィンライン(ボディサイドのプレスライン)や丸形4灯テールランプなど、スカイラインのアイデンティティを堅守。
変遷: 前期型は丸形2灯ヘッドライトでしたが、1979年のマイナーチェンジ(後期型)で角形2灯へ変更され、より精悍な表情になりました。
2. メカニズム:ターボ時代の幕開け
「ジャパン」最大の功績は、日本の乗用車市場に**「ターボ」**を定着させたことです。
L20ET型エンジン: 1980年、排ガス規制で牙を抜かれた直列6気筒L型エンジンにターボを搭載。「名ばかりのGT達は、道をあける。」という挑発的なコピーと共に、圧倒的なパワーで王者の座を奪還しました。
足回り: フロントはストラット、リアはセミトレーリングアームの4輪独立懸架(GT系)を継承。
3. 文化的な影響:刑事ドラマの主役
テレビドラマ**『西部警察』**で、特殊武装車「マシンX」として登場したことは有名です。黒いボディに金のストライプを纏った姿は、当時の若者たちの憧れの的となりました。
専門家の一言メモ ジャパンは、牙を抜かれた「牙なき時代(排ガス規制)」に再び火をつけた、日産の意地が詰まったモデルです。
私にとっては西部警察のイメージですかね。
若い方にはうらやましく思う方もいらっしゃるかもしれません。
古き良き時代。
あとお話しに出てきたのはプリンススカイライン。

プリンススカイラインGT-B
ご来店のお客様も子供の頃のスカイライン。
それではプリンススカイラインの説明はこちら。
1950年代〜70年代の日本車、とりわけスカイラインの歴史を語る上で欠かせないのが、2代目(S54系)に設定された**「プリンス・スカイライン 2000GT」**です。
これは、4気筒のスカイラインの鼻先(フロントノーズ)を強引に20cm延長し、グロリア用の6気筒エンジンを詰め込んだ「羊の皮を被った狼」の元祖です。
GT-AとGT-B:その違いと役割
1964年の第2回日本グランプリでポルシェ904と死闘を繰り広げた伝説の車ですが、後に市販化される際に**「GT-A」と「GT-B」**の2つのモデルに分かれました。
1. スカイライン 2000GT-B (S54B-II型)
「サーキットの覇者」としての本命モデルです。
エンジン: 2.0L 直列6気筒 OHC(G7型)。ウェーバー製の3連キャブレターを装備し、125馬力を発生。
特徴: 競技車両に近い高出力モデルで、5速マニュアルトランスミッション、大容量燃料タンク、フロントディスクブレーキを標準装備。
バッジ: フロントフェンダーのGTエンブレムが**「赤」**(通称:赤バッジ)。
2. スカイライン 2000GT-A (S54A-I型)
「GT-B」の弟分として登場した、より扱いやすい実用モデルです。
エンジン: GT-Bと同じG7型ですが、キャブレターがシングル(1連)に変更され、出力は105馬力に抑えられました。
特徴: 4速マニュアル(後にオートマチックも追加)を採用。GT-Bほどの過激さはなく、グランドツーリングカーとしての性格を強めています。
バッジ: フロントフェンダーのGTエンブレムが**「青」**(通称:青バッジ)。
専門家の一言メモ 1964年の鈴鹿で「1周だけポルシェを抜いた」という伝説を作ったのは、このGT-Bのベースとなったホモロゲーションモデルでした。この時生まれた「スカイライン=走りの象徴」という神話が、後にご紹介した「ジャパン」や現在のGT-Rにまで脈々と受け継がれているのです。
S54Bのウェーバー3連装の吸気音は、当時の車好きにとって最高の音楽でした。
私の20代前半は約30年前。
その頃私はさらに20年前のクルマに夢中でした。
その当時は古着だったり70年代の物への憧れが募りました。
ツッパリや暴走族は下火になって
バンソンやショットのライダースに
リーバイスの517というブーツカットを踏んで履く感じの
チーマーが台頭してきた時代です。
なんとも言えないあの時代が懐かしいです。
ということでお疲れ様でした。
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